車の整備シリーズ
エンジンオイルの交換(とエアーエレメントの交換)
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エンジンオイル交換に必要なものとしてあれば良いものを今回は準備しました。最悪、全部無くても オイル交換は可能です。 ・エンジンオイル:何を買ったら良いでしょう?。街乗り位であれば10W-30Wのエンジンオイル で十分です。とにかく、廉価版のものが多いです。高速やスポーツ走行をする場合は高級オイルかな。 ・オイルフイルター:5000km〜で交換。しかし、メーカーにより多少違う場合があります。 エンジンオイルはメーカー純正品でなくても問題ないと思います。今まで何十年もオイル交換してい ますがオイルが不良で問題が起きたことは皆無でした。 ・オイルフイルターレンチ:これがないと簡単にオイルフイルターが外せません。例え、外しても締付 トルクがある程度ないとエンジンの振動で緩んできます。だいたい手が届かない場所に付いている車 もありますので是非、このレンチも準備してください。価格も1,000円程度です。 ・エンジンオイルフラッシング剤:エンジンオイル交換時にこれを1缶入れて排出することでエンジ ン内のこびりついた汚れやスラッジなどをドレンより排出しやすくなると言われてます。高いもので もないのでたまーに使うとエンジン内部の洗浄効果が大きい。 ・ラチェットレンチ:これが1セットあれば大概のことができるし、作業性も高まります。DIYをす る以上は1セット用意すれば元は取れますよ。 |
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今日は天気も良いので愛車キューブくんのオイル交換とオイルフイルター、エアーフイルターの交換を 行うことにしました。このキューブは平成19年車で1,5Lの車です。 前回のオイル交換は去年の夏前でした。交換してから5000km、走行累計距離は55,000km を超えたところです。 先日、スーパーで1缶1,000円の10W〜30Wのエンジンオイルを購入。 また、事前にネットでエンジンオイルフイルター、エアーフイルターは購入しておきました。 |
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始めるにあたり、必ずサイドブレーキが掛かっているかとシフトレバーがパーキングになっている事を もう一度確認をする。また、今回は車固定にと運転席後輪には廃バッテリーで車が動かないように固定 しています。安全には二十、三十に安全対策を準備して作業をしましょう。 まず、キューブのエンジンオイルが溜まるオイルパンは正面から見て左側の下にあるので運転席側にジ ャッキを掛けて運転席前のタイヤが少し上がる位までがいいでしょう。 |
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ジャッキアップが済んだら廃オイルを捨てる為に4L位が入る箱にビニール袋を広げて中に不要なタオル 等を入れておきます。これは廃オイルを吸収させる為ですのでボロ布で十分です。以前は廃オイル専用 のBOXを購入していましたが今は家の中の不要物を使い、廃オイルBOXにしています。 また、処分は市町村により違いますが私の街では燃えるゴミの日に廃オイルBOXは出せます。 |
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ではオイルを抜きます。抜く前にエンジンを3から5分程度アイドリングで温めてからエンジンオイル を排出するとスムーズに排出できます。今回はたまたま、エンジンフラッシング剤があったので事前に 入れて暖気運転をしています。左の写真の黄色の矢印がオイルドレンのネジです。 これを外します。エンジンが熱くなっていますので必ず手袋を使って作業しましょう。 エンジンをしばらく回していると高温になるので5分以上はアイドリングしないでください。 また、走行後にすぐにエンジンオイル交換は火傷の危険があります。 エンジンが十分冷えてから作業をしてください。 |
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オイルドレンを車の正面から見た写真です。 ドレンを外すと黄色の矢印辺りからエンジンオイルが勢いよく排出されます。それを想定して箱の中に 落ちるように箱の場所を事前に合わせておき、オイルドレンのネジを少しづつ回して最後に外れる瞬間 にネジを素早くつかみます。失敗すると箱の中に落ちてオイルまみれになってしまいます。汚れるのが 嫌なら手袋の上にビニール袋をかぶせておけば汚れません。慣れていくと外れる瞬間にネジをつかむこ とが出来るようになります。 |
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オイルがある程度出てしまったら次にエンジンオイルフイルターを外します。床下から見た写真です。 このオイルフイルターを外しには下記にあるフイルターを回す為の専用レンチを頭にはめて取付、取外 しを行います。だいたい、手が入らないです。車によってこのエンジンオイルフイルターはサイズが違 いますのでオイルフイルターにあったサイズのレンチを準備してください。 |
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頭にかぶせてあるのがオイルフイルターを取り付けや取り外しをする為に必要になります。 究極は無くてもマイナスドライバーでオイルフイルターを刺して回転をさせれば外すことは可能 です。ただし、油まみれになるのは覚悟してください。また、締付が手だけでは緩んでしまう事 があるので専用のフイルターレンチで取付、取外しが良いと思います。それでも車種によりオイル フイルターが真横についているのでこの場合は外れる瞬間、中に入った油が一気に出ますので下に廃 オイルBOXを移動させておく。オイルフイルターを外して落ちてもBOXの中なので床を汚しません。 新しいエンジンオイルフイルターを取付し、先ほどのオイルドレンのネジを取り付けます。 |
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ドレンネジとオイルフイルターの取付をもう一度確認した上で新しいエンジンオイルを入れます。 エンジンの上部にエンジンオイルを入れる専用のキャップがあるのでそれを外します。 オイル量は車によって違いますので必ず、取扱説明書や整備内容が記載されているものを参照してくだ さい。ちなみに私のキューブではオイルフイルターを交換する時には3,3Lを測って入れます。 また、入れたらオイルゲージで必ず確認をして指定のゲージ量(L〜F)の間になるかどうかを確認して 足りなければ更に補充をしてください。エンジンオイルは少なすぎても多すぎてもエンジンの寿命や回 転に影響しますので規定量を守って入れてください。 |
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オイルを入れたらドレンから漏れがないか十分確認をしてください。 漏れがなければエンジンを回してしばらくアイドリングで様子を見ます。 エンジンオイルが漏れてなければ大丈夫です。 エンジンを切って次の交換にいきます。 |
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次にエアーフイルター(エアーエレメントとも言います)の交換です。これは非常に簡単ですので数万 km単位で交換すると燃費が悪くなりません。「最近、燃費が落ちてきた。エンジンの回転がスムーズ ではない。などの不具合がある場合は一度、エアーフイルターを疑ってみては・・・。 左の箱のような中にエアーフイルターが入っています。 このフイルターはエンジンが燃焼する上で必要な空気を取り入れる所にあり、入ってくる空気からゴミ やホコリを除去してきれいな空気を供給するのに必要な部品なのです。また、この空気は外気導入で室 内にも入ってくるのです。 |
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カバーを開けると中にフイルターが顔をみせます。 |
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引き出すとかなり汚れたエアーフイルターが出てきました。 驚くような汚さ。ゲゲゲ |
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左側が外したフイルター、右側が新品のフイルター。いつ交換したのか、まるで記憶にない。 たぶん、5万kmは走ったかも知れない。外したフイルターを見ると田舎のせいか、夜、ライトに向か って飛び込んだ虫なのでしょか、死骸が付いていました。 それとなぜか、長い髪の毛が表面に付着いていた。なぜ、ここに髪の毛が・・・。 また、表面の汚れは道路工事中の場所を毎日走った事もあり、砂ぼこりで汚れてしまっていたのかも。 エアーフイルターは車のマスクのようなもの。ずーっと交換してあげないと花粉も室内に中に入ってき てしまうのではと感じます。ま、勝手な想像です。 車の元気を保つにはこのマスクも交換してあげることで頑張ってくれるのではと思います。 |
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これでエンジン関係は大丈夫です。これでやがて来る春を前に安心して長距離ができると思います。 エンジンオイルの交換は自分でやることで車のコンデションがわかります。そして車への愛着や車の健康を 守るには自分でやるか、定期的にディーラーやショップで点検整備をしてもらうかです。DIYでやれば費 用は最低限の費用で車の見えない所の発見が出来ます。また、安心度が格段違います。 今回掛かった実費用、 エンジンオイル:1,000円 オイルフイルター:700円 エアーエレメント:1,600円 合計: 3,300円 ・次回はタイヤの交換時期が来たので入れ替えをします。なんとすべて自分でホイルから外して新しい タイヤを組込みをします。おまけにバランス調整も自前でやってみます。なんと、原付バイクは以前 よりタイヤ交換してましたが車は初です。同じようなものかな?。今まで手を出して一番大変だった のはステップワゴンのラジエター交換かな。これは車の前部のライト以外は全部外さないと交換でき なかった。特にフロントグリルを固定している所に隠しボタンのようなものがあり、そこをマイナス ドライバーで穴の奥を押さないと外れない構造になっており、それを探すのがかなり苦戦でしたね。 通常、タイヤ交換はショップでお任せで交換するのだがキューブが履いている175/60R15は通 常在庫をしていないサイズとのこと。数件ショップを回つたがすべて取寄せでしかも最低、4万円以上 は掛かってしまう。そんなに多くの車が履いていないサイズなので売出の目玉や値引きがあまりない とのこと。 そこで初めて今、流行?のオートウェイの通販で外国製タイヤを購入しました。1本3,800円配送 を入れても全部で2万円以下でした。ま、とことんDYIの精神でやってみたいと思います。 |