何でも修理コーナー 第1弾

ソニーブルーレイ ハードディスク BDZ-X90 
症状:「ブルーレイのDVDが読み書き出来ない」の巻
  


なんども言いますが、電子機器の分解、修理は専門知識のあるものでなければ扱えません。
真似をするのは自由ですが自分で開けて壊して「自己責任」ですのでくれぐれもご注意ください。
弊社では一切責任は負いません。


・準備するもの:どこのご家庭にでもあるプラスドライバー、精密ドライバー、掃除機、綿棒を使用します。

  ・今回、分解をするソニーブルーレイ ハードディスクレコーダー
(下段の機械)です。昨年12月より、DVDドライブがブルーレイの
読み書きが不良になり、TSUTAYAでDVDクリーナーを借りたらDVD
ディスクの掃除するブラシが1本しかなく、これでやっても効果なし。
ただで貸出してるのはこんなものかなー。
  内蔵のHDも一杯になっており、ブルーレーにコピーしないと
このレコーダーそのものの機能を失うので分解をすることに
しました。ま、今日は暇だしなー。寒いこともあり、こたつに
入ったままでやろうと思い、道具と掃除機と小腹が空いても
いいようエクレアを準備してこたつで行う分解修理をすること
にしました。しかし、飲み物は電子部品を濡らす危険性が高い
事やホコリが飲み物に入る可能性があるので修理後に飲み
物は飲んだほうが無難です。
  背面の上部ネジから外していきます。3本あります。
  2本目のネジ、最後に右側のネジを外します。
右側から外してもどちらでも個人のお好みで外してください。
  次にサイドパネルの固定ネジを外します。これも左右1本づつ
ありますのでどちらからでもお好みで外してください。
  右側のネジも外します。
コーヒーブレイク

最近は家電品は直すより買ったほうが安いという時代。確かに修理代を
かけるより新品を買った方が安い場合が多い。
でも、同じ品物を大事にして壊れかけた品物を修理や補修、改造をして
よみがえらせる事って忘れてはいけない事なんじゃねえかなぁー。
  ついでに全面の開閉窓を開いて掃除をしましょう。ここにも沢山の
綿埃が入ってしまいます。
※質問:なぜ、貯金は貯まらないのに綿埃は貯まるのでしょうか?

いい質問ですね。普通の家電品と大きな違いはこの精密機械は
パソコンと同じようにハードディスクやDVDドライブと言ったものが
組み込まれております。特にハードディスクは高速で回転している
為に熱が発生します。この熱を放熱する為に背面には2つの冷却
ファンが付いており、このファンによって周囲のゴミやホコリも吸い
寄せてしまいます。小さなチリやホコリでもまさに「チリも積もれば
山となる」でした。
  サイドパネルは写真のように背面に引くようにすれば側面の前部の
爪が外れて抜けるようになります。これも左右ありますので順番は
お好みです。
  サイドパネルは外したところです。まだまだ、先は長いです。
  次に両側面の所に左右2本づつネジがあります。これが背面の
上部のネジに加えて側面を固定するネジです。
 
  ここを上部パネルを背面側にスライドさせて取り外します。次に
背面や内部に綿埃がたんまりと溜まっているので掃除機(できれ
ば先端にブラシのついているようなもので掃除をするのがベスト
です。硬いノズルでは内部の部品にぶつけ破損する危険性も
ありますので丁寧にそしてゆっくり先端を動かしてください。
また、外したネジをそばに置いてあると掃除機で吸い込んでし
まい、掃除機のゴミ回収部の分解捜査の仕事が増えますので
とにかく整理整頓をしながら対応することです。
  正面の顔の部分、正面パネルを外す作業になります。
  正面を外すには左右側面に2本づつネジが固定されています。
このネジはパネルと同色の黒色のネジです。普通のドライバー
ではネジに合わないものもあります。その場合は精密ドライバー
を使用してください。合わないドライバーとネジでは性格の合わな
い男女が付き合うようなもので無理な力がかかるとどちらかが傷
付いてしまいます。大半がネジを舐めてしまい、外れにくくなります。
100均ショップで精密ドライバーはありますのでドライバーとネジの
相性を合わせることが一番のコツです。
※このネジとドライバーは様々な大きさの規格で出来てます。
従って「弘法、筆を選ぶ」です。合わないドライバーでは異性の心も
開きませんよー。
  側面のネジを外したところです。
  正面のパネルは左右のネジを外しただけでは外れません。
上下に本体に引っかかる爪のようなものが上に3箇所、下に
3箇所あります。これを外さないと外れません。
焦らないでください。異性と同じです。山場を過ぎましたがここ
から焦りは禁物です。最後まで丁寧にを忘れずに。あまり、強引に
力任せに引っ張るとパネルを固定するフックの部分が破損して二度
と修復不能になります。そうならない為にも焦らず丁寧にが基本です。
  正面のパネルを外すと操作関係の基板が見えます。
次にこの基盤を外すのですがここからは更に慎重にいきませんこと
二度と本体は復帰不能になりますので焦らず、ゆっくりと、慎重にです。
写真の部分の白い平らな配線はリボンケーブルと言って沢山の配線を
小さな端子で接続することができるのですが、とても弱い部品です。
無理やり力任せはしないでゆっくりと慎重に下側に引き抜きます。
また、別な配線で本体につながるコネクター配線が1箇所あるので
それも外します。写真とるのを忘れました。
  DVDドライブを外しには大きな峠を迎えます。
いよいよハードディスクを取り外します。
これは左右計4本のネジで固定されています。
ゆっくりと1本づつ外します。
  次にいよいよ、DVDドライブを外します。
これも左右計4本のネジで固定されています。
ゆっくりと1本づつ外します。
  4本のネジを外すした後はこの金属のプレートにDVDドライブ固定の
ネジが左右2本づつありますのでこのネジも外しておくと分解しやすい
のでとっておきます。
 
  とにかく、基盤のあちこちに綿埃があるので気になる所は清掃です。
  いよいよ、DVDドライブの分解です。
左右に小さなネジが2本づつ。これも精密ドライバーで外します。
 
  DVDやハードディスクを外した本体基盤です。十分、清掃しましょう。
  DVDドライブを左右のネジを外したら手間側より上部に引き上げ
外す。あ、DVDを入れたままだった。本来は分解する前にDVDは
出しておくこと。そうしないと分解時に誤って傷がついたりします。
  ここはDVDの心臓部、DVDの書き込みや読み取りをする
レーザー用のレンズです。ここが汚れたり、ホコリがあると
DVDが読み込みや書き込みエラーになる原因になります。
大半はDVDレンズクリーナー(乾式)を用意すれば治るのですが
以前より綿埃が気になっていたので分解清掃して購入した段階に
戻したいと考えていたのでちょうどいい。
そうそう、ここの掃除は基盤よりも慎重に掃除機のブラシの先端が
当たるか当たらないか浮かし気味で清掃をしてください。
  このレンズを綿棒で清掃をします。
この光学レンズはアクリル系のレンズが多く、エタノールを使うと
レンズに曇を生じさせてしまう恐れがあるので私は何もつけません。
中にはIPA(イソプロピルアルコール)を使うといいとの話もありますが
長く使うとあまり良い結果はでないようです。
むしろお薦めはコンタクトレンズの洗浄水がいいです。レンズ表面を
傷めないですしね。
  今回は綿棒でクリクリと軽くこすっただけですがこれで十分だと
思います。駄目ならまた分解してIPAで表面洗浄しますね。
  更に基盤の清掃をして細かなチリやホコリを取り除くといいでしょう。
  かなり、内部が綺麗になりました。
  元の状態に戻して配線をしてテスト。
はい、これでブルーレイディスクの読み書きが戻りました。
これで数年はいける。
  そうそう、今回開いて感じたのだが現在500GBのハードディスクを
1TBとか2TBにすればDVDドライブにあまり依存しないでも大丈夫
ではないかと思いました。色々、調べて機会があれば1TBのHD交換
をご紹介できればと思います。ちなみに個人で改造すると万一、メーカ
に何かの修理を依頼しても受け付けてくれない可能性もあります。
すべては自己責任ですね。
  無事に直って「めでたし、めでたし」。

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